昨日の続きです。
寝る前の絵本時間。
どうしても,しんどい時ってありますよね。
読みながらウトウトしてしまい,本がゴツンとおでこあたりに落ちてきたり。
文章読んでるつもりが,支離滅裂で,子どもに「おかーさん,違う!」って言われたり。
それも子どもにとっては,面白かったりするのですが。
(娘たちは,「なんで間違うのーー」って,いつも大笑いしていました・・・汗)
けど。
読んだほうがいいんだよね。これも子どものために!!がんばるっ!!!
頑張りすぎて,余計疲れたり。
早く終わらそうとして,極端に早口になったり。
読んでいても,全く心が穏やかになってこなかったり。
そんなふうになったら。
頑張らないでください。
頑張らずに,子どもにきちんと伝えてください。
「ごめん。今日は疲れすぎて,読めないの。」って。。。
真剣に言えば,子どもはわかってくれます。
その代わり,
「絵だけ一緒にみようか」とか,絵をみて短いお話をつくりあったり,
少し大きい子だったら,「代わりに読んであげるよ」って言ってくれたり。
数分でいい。
そんな時間にしてみませんか。(*^▽^*)
習慣は大事だと思います。
けど,この時間は義務ではないのです。
私には,いたーーーーーい経験があります。
ハイ。失敗談です。
長女が幼稚園のころ。
ものすごーーーーく気に入った絵本がありました。
次女は,気に入ると毎日同じ絵本を取り出してくるタイプでしたが,
長女は,毎日違う絵本を取り出してくるタイプ。
そんな長女が,何日も続けて「これ」と,もってくる絵本がありました。
しかも,大きくてページ数も膨大!!
けれども,珍しいことでしたので,私は嬉しかったのです。
そんな絵本が長女に見つかったのか!と思って。
最初は楽しく読みました。
翌日も楽しく読みました。
けど。。こうも毎日続くとね,もぉぉ早口にもなっちゃうんですよ。
だって,長いから(言い訳!!汗)
きっとその日は,とっても疲れていたんだと思います。
頑張って読んだ日がありました。
読んだ後,「おかあさん,ありがとね」って長女は言ってくれました。
頑張って読んでよかった。。とその日思ったのも覚えています。
そうなんです。私も覚えているけれど,長女もその日を覚えていたんです。
しかも,私とは違った記憶で。。
数年たって,長女はその絵本を取り出して言いました。
「おかーさん,これイヤイヤ読んでたよねぇ」って。。
え!?
そりゃ,またこれ!?これ長いんだよなぁ。。。しんどいなぁ。。って思ってた。
数日したときには,早口になってた。心の中で,またかい!!って思ってた。
けど,あの時,ありがとうって言われて嬉しかったんだけどな。。。
そうなんです。
私の心の葛藤,(あーーこれ毎日読みたくないなぁ。。)が,もろ伝わっていて。
数年たつと,そのことだけが子どもの心に残っていたんです!!
ドッヒャーーーー(゜-゜)
一生忘れられない,私にとって苦い思い出。
救いは,娘がその絵本を嫌いにはなっていなく今も大好きな絵本ってことかな。(*‘∀‘)
なので,講座でも,この失敗談を恥じらいもせずお伝えしているのです。
義務でイヤイヤで読まないでね。
おうちの方の心の中は,そのまま子どもに伝わっています。と・・・^^;
その時のわたしに,今の私がアドバイスするならば。
絵だけ一緒に見る絵本に変えてみようよ。
その絵本,絵だけを一緒に眺めるか,ここまででいい??とお母さんがお願いしようよ。
無理して読まないで!
もしくは正の字つけて,何日もってきたか記録してそれを楽しむとか??
だな・・・・(*^-^*)
この絵本は,次女が生まれた時から始めた,1歳3か月だった長女用の寝る前の専用絵本。
どんな絵本を読むといいか,全くわからなくて。
アンパンマンが好きだったから。
これなら,長いお話でもじっくり聞くだろうと思って。
毎日毎日,夫とわたしで読んでいました。
暗唱できるくらい読みました。
どのくらいの期間そうしたのは覚えてないのだけど,
寝る前の絵本はこれ。と決めて読みました。
昼間は,この絵本は読まなかったので,夜ウキウキでお布団に入ってくれたのを覚えています。
我が家の思い出の1冊です(*^-^*)